口の中には、さまざまな微生物が暮らしています。
その集まりや環境を捉える考え方が、口腔マイクロバイオームです。
この分野で研究されている菌株が、**BLIS K12®とBLIS M18®**です。
2026年には、両菌株に関する新しい論文が発表されました。
この記事では、4本の研究を紹介します。
人を対象とした研究と、実験室・動物での研究を分けて解説します。
※本記事は、DOROSCRUB商品の効果・効能を示すものではありません。
目次
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2026年の研究で分かったこと
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BLIS M18®と口腔粘膜炎
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BLIS K12®と抗菌薬耐性遺伝子
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BLIS M18®とバイオフィルムのpH
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BLIS K12®と呼吸器・免疫
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K12®とM18®の違い
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よくある質問
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まとめ
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DOROSCRUBが提案する「MUD GROOMING™」
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あわせて読みたい
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参考文献
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注記
2026年の研究で分かったこと
今回紹介するのは、4本の査読付き論文です。
研究テーマは、次の4つです。
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化学放射線療法に伴う口腔粘膜炎
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抗菌薬耐性遺伝子の発現
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バイオフィルムのpH
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感染時の炎症と免疫応答
人を対象とした研究は1本です。
残りは、実験室研究が2本、マウス研究が1本です。
実験で見られた変化が、人でも起こるとは限りません。
研究対象や条件を確認することが大切です。
BLIS M18®と口腔粘膜炎
Huangらは、上咽頭がん患者69名を評価しました。[1]
対象は、化学放射線療法を受ける患者です。
次の3群を比較しています。
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プロバイオティクスを使用しない群
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K12を使用する群
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M18を使用する群
M18群では、使用しない群と比べて、違いが見られました。
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口腔粘膜炎の発症が遅かった
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口腔粘膜炎の持続期間が短かった
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重症の口腔粘膜炎が続く期間も短かった
K12群では、これらの指標に有意差はありませんでした。
ただし、参加者の割り付けは無作為ではありません。
他の支持療法の影響も、切り分けられていません。
予防・治療効果の確立には、追加の試験が必要です。
BLIS K12®と抗菌薬耐性遺伝子
Udawatteらは、唾液由来の細菌を使って実験しました。[2]
使用したのは、3次元バイオフィルムモデルです。
バイオフィルムは、細菌などが集まった膜状の構造です。
研究では、K12を加えた際の遺伝子発現を調べました。
対象は、抗菌薬への耐性に関わる遺伝子です。
K12の定着期間には、その発現が一時的に低下しました。
K12が減少すると、元の状態に近づく傾向がありました。
ただし、遺伝子の「水平伝播」は直接測定していません。
水平伝播とは、細菌同士で遺伝子が移ることです。
この研究から「耐性遺伝子が移らない」とは言えません。
人で抗菌薬が効きやすくなるかも、未確認です。
BLIS M18®とバイオフィルムのpH
Reichardtらも、唾液由来のモデルを使いました。[3]
M18やK12が、pHなどに与える影響を調べています。
低糖条件では、M18群のpHが対照群より高くなりました。
同じ条件のK12群では、有意な変化はありませんでした。
一方、高糖条件では結果が異なりました。
M18を含む各添加群で、pHへの有意な影響はありませんでした。
バイオフィルムの構造にも、有意な変化はありませんでした。
今回の変化は、実験条件に左右される結果です。
人の口腔内pHの改善を証明したものではありません。
虫歯予防の効果も、この研究では確認していません。
BLIS K12®と呼吸器・免疫
Suらは、マイコプラズマに感染したマウスを評価しました。[4]
K12を投与した群では、次の変化が見られました。
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血清中の炎症指標であるTNF-α・IL-6の低下
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血清中の分泌型IgA(sIgA)の増加
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肺の微生物構成が、対照群に近づく方向への変化
一方、病原体の量に明確な減少はありませんでした。
肺組織の損傷にも、明確な改善はありませんでした。
著者らは、炎症や微生物環境との関係に注目しています。
これはマウスを対象とした研究です。
人の肺炎に対する予防・治療効果を示していません。
K12®とM18®の違い
K12とM18は、同じ菌種に属しています。
菌種名は、Streptococcus salivariusです。
ただし、同じ菌種でも菌株の性質は異なります。
今回、M18には次の知見が加わりました。
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口腔粘膜炎に関する臨床結果
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低糖条件でのバイオフィルムpHの変化
K12には、次の知見が加わりました。
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耐性遺伝子の発現に関する変化
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マウスでの炎症・免疫応答の変化
こうした違いから、補完的な活用も考えられています。
ただし、今回の4本は併用効果を調べた研究ではありません。
K12とM18の相乗効果が証明されたわけではありません。
詳しくは、BLIS K12®とBLIS M18®の違いをご覧ください。
よくある質問
Q. 4本すべて、人を対象にした研究ですか?
いいえ。
人を対象とした研究は1本です。
実験室研究が2本、マウス研究が1本です。
それぞれの結果を区別して読む必要があります。
Q. K12とM18は、併用すると効果が高まりますか?
今回の4本では、確認されていません。
菌株の特徴が異なることと、併用効果は別です。
併用した際の効果には、別の検証が必要です。
Q. DOROSCRUB商品の効果を示す研究ですか?
いいえ。
特定の条件で、菌株を評価した研究です。
DOROSCRUB商品そのものを評価した研究ではありません。
まとめ
2026年には、K12とM18の新しい知見が報告されました。
一方、今後の検証が必要な課題も残っています。
研究を読む際は、次の点を確認しましょう。
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どの菌株を評価したか
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人・動物・実験室のどの研究か
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どの条件で実施したか
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何を測定したか
菌株名だけで、研究結果を判断することはできません。
DOROSCRUBでは、知見とその限界をあわせて紹介します。
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清潔感を磨く。
自信を磨く。
それが、DOROSCRUBの「MUD GROOMING™」です。
あわせて読みたい
参考文献
[1]M18・K12と口腔粘膜炎の研究
Huang XT, et al.
Frontiers in Immunology. 2026;17:1745549.
原著論文を読む
[2]K12と抗菌薬耐性遺伝子の研究
Udawatte NS, et al.
Journal of Oral Microbiology. 2026;18(1):2680793.
原著論文を読む
[3]M18・K12とバイオフィルムのpH研究
Reichardt E, et al.
Journal of Oral Microbiology. 2026;18(1):2682457.
原著論文を読む
[4]K12と呼吸器・免疫に関するマウス研究
Su X, et al.
BMC Microbiology. 2026;26:386.
原著論文を読む
参考資料
BLIS Technologiesによる2026年の研究紹介。
公式記事を読む
注記
本記事は、公開された学術論文をもとに作成しています。
BLIS Technologiesの科学資料も参照しています。
研究ごとに、対象や投与条件は異なります。
人での効果が確立していない知見も含まれます。
DOROSCRUB商品の効果・効能を示すものではありません。
口腔の症状がある場合は、歯科医師にご相談ください。
研究情報確認日:2026年9月30日